小学校・中学校・高校への<出張講座>

ASK(アルコール問題全国市民協会)が未成年者の飲酒問題予防に取り組み始めたのは1984年のこと。 首都圏の中高生を対象に、全国でも初めての「飲酒実態調査」を行ないました。 その分析をもとに、副読本や教師向けのマニュアルを制作。 教育関係者向けの学習会などを開催し、小学校・中学校・高校への出張講座がスタートしました。 

現在では、アルコール・薬物の問題に限らず、ゲーム依存、ネット依存などについてのお問い合わせも多くなっています。

ASKでは、2018年度から厚生労働省の補助金を受けて、「ASK依存症予防教育アドバイザー養成事業」に取り組み、さまざまな依存症の「正しい知識」と「回復の実感」、予防に必須の「ライフスキル」を社会に伝えていく人材を育てています。

アドバイザーには、アルコール・薬物・ギャンブル・ゲームなどの依存症の当事者と家族、そして幅広いジャンルの支援者がいます。

「依存症予防教育」出張講座

自分を大切にするって、どういうこと?

成長期の脳や臓器にアルコール・薬物が与える影響や依存症の危険について、生徒と一緒に考えたり、感情の上手な扱い方、仲間の誘いを断わる方法など。以下はプログラムの一例です。

アルコール中心の予防教育 プログラム例(約1時間~1時間30分)

・脳を気持ちよくする依存性薬物のいろいろ
・アルコールが体内に入ると?
・酔いは脳のマヒ――イッキ飲みの怖さ
・未成年者はなぜ飲んではいけないのか?
・断わるロールプレイ ・自分を好きになるトレーニング

薬物中心の予防教育 プログラム例(約1時間~1時間30分)

・脳を気持ちよくする依存性薬物のいろいろ
・「依存」のしくみ
・こんな気持ちのとき、どうすればいい?(感情への対処)
・断わるロールプレイ
・自分を好きになるトレーニング

依存症予防教育アドバイザー「キャンパス派遣」

ASK認定依存症予防教育アドバイザーが、依存症の予防と回復に関する講座を行ないます。当事者や家族としての体験を持つアドバイザーが中心となって、知識だけでなく回復の実感を伝えています。
主に大学や専門学校への派遣ですが、小中高向けのアレンジも可能です。
下記のリンクから、お問い合わせください。
https://www.ask.or.jp/adviser/campus.html

「アサーティブ・トレーニング」出張講座

気持ちを言葉にして伝えよう!

イヤな気持ちや、モヤモヤすること、迷いや悩み……こんなときどうする?
我慢してため込んだり、いきなり爆発させたりするのではなく、「言葉でまっすぐ表現」する方法を練習します。

ロールプレイなどで「こんなふうに言っても大丈夫なんだ!」「自分にも言えた!」という体験をしながら、コミュニケーションの可能性と楽しさを実感してもらいます。
(内容は、対象となる学年や、事前の打ち合わせに合わせてアレンジします)

プログラム例(約1時間30分~2時間)

・「アサーティブ」って知ってる?
・自分はどのタイプ?(ドッカン、オロロ、ネッチーという3つのキャラクターを使い、コミュニケーションのパターンに気づく)
・気持ちを上手に伝えるロールプレイ

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