酩酊時の記憶が欠落すること。そのときには意識を保って行動しているにもかかわらず、あとから振り返ると覚えていない状態。依存症の症状とは限らないが、依存症者が頻繁に経験する。
なお、世良守行氏らの調査(2011)では、依存症者の記憶欠落は酩酊時に限らないことがわかっている。通院中の患者の33%が「ほとんど覚えていない時期がある」と回答し、うち66%つまり全体の約22%が「1年以上の記憶がない」と答えた。5年、10年という記憶の空白を抱える患者も少なくないため、断酒とともに「年齢相応の常識的な行動」を求められる不安とストレスは大きく、サポートが必要な課題であると世良氏は指摘する。
(『Be!』127号 記事)
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