Q このセミナーは、援助者や教育者などが対象ですか?
人を相手にした仕事であれば、必要なポイントは共通の部分が多いので、おすすめします。
たとえば、窓口に立つ公務員、クレーム受付部署、営業職などは典型的です。
依存症者の家族など誰かの問題に必死になっている人も、
燃え尽きのリスクや予防法は同じです。
いわゆる「がんばり屋」の人も、自己チェックにいいでしょう。
Q そもそも「燃え尽き」って何でしょうか?
Q 『あしたのジョー』のように全力を出して闘い抜くこと?
バーンアウト症候群は、全力を出して自分を燃やし尽くす……といった美学とは別物です。
『ジョー』の場合は、彼が自分の生き方として完全燃焼したわけですね。
バーンアウトは肉体を使って完全燃焼するのではなく、
「感情労働」の中で燃え尽きる。だからこそ対人関係職のリスクが大きいのです。
Q 「感情労働」って何ですか?
労働には3つの種類があります。
まず「肉体労働」は、疲れたら休むことが大切です。
「頭脳労働」では、疲れているのに眠れない、といったことも起きます。
切り替えの工夫が大切ですね。
「感情労働」は、医療・保健・福祉・介護・教育などの仕事の大きな部分を占めます。
相手に否定的な感情をもっていても「いい顔」をしなければならない、
逆に、過度の共感からくる消耗も生じやすい……。
バーンアウトを起こしやすいのは、感情労働なのです。
Q 「バーンアウト」と、「うつ」とは、違うのですか?
うつ病の場合は、一貫した気分の落ち込みがあって、自分を罰する考えに集中します。
バーンアウトを背景にしたうつ状態は、
*自分を責めながらも怒りの対象を持つ、
*罪悪感より絶望感や喪失感が大きい、
*取り返したいという願望や自分をもっと評価してくれる人へのあこがれ、
*他の分野での活動に対する強い不安感
……などの特徴があります。
Q どうしたらバーンアウトを予防できますか?
燃え尽きの兆候に早めに気づく。
対処法を身につける。
何よりも、仕事のスタイルや生き方のスタイルを見直すことが重要です。
このセミナーは、そのためにあります。
「燃え尽き」というと、多くの援助職は「自分には関係ない」「自分は大丈夫だ」
と思うかもしれませんが、そう感じる方にこそ、お伝えしたいのです。
援助職であれば、すべての方に受けていただきたい内容です。 |