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  TRUE COLORSって何?
 

■アメリカの大企業がこんなに採用

 ・TRUE COLORS(TC)プログラムの特徴は――

 ・TCプログラムを取り入れたアメリカの企業――

 

■4つのカラーって?――TRUE COLORSのプログラム

 ・TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)でこれを学ぼう!

 
   アメリカの大企業がこんなに採用
   
  TCロゴ
  これは米国TRUE COLORS社のロゴマークです。
4つのカラーを組み合わせたマークは、私たちの成長と、
周囲との協働(コラボレーション)とを象徴しています。
それぞれの人がもつ資質をカラーの組み合わせで捉えると、
新鮮な発見があるはずです。
   
  TRUE COLORS Internationalのホームページより
  写真:米国TRUE COLORS社のホームページより
   
  TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)とは?
   
 

 TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)は、自分の個性を知り、
お互いの持ち味や違いを活かしたコミュニケーションを実践するプログラム。
アメリカの心理学者デイビッド・カーシーによる気質と行動パターンの研究を基にしています。
カーシーは心理学だけでなく文化人類学や社会学にも手を広げ、
人間の生まれもった気質を4つの原型に集約。
ギリシャ神話の神々にちなんで「ディオニシアン」、「エピメシアン」、「プロメシアン」、
「アポロニアン」と名づけました。彼とマリリン・ベイツとの共著『Please Understand Me』は
全米ベストセラーとなっています。この4タイプを使って、
発想を転換させたのがドン・ロゥリーによるTRUE COLORS(トゥルーカラーズ)で、
1978年のことです。
 ドン・ロゥリーはもともと教育と演劇分野の専門家で、
誰にでもわかりやすいよう4つのカラーを使ってタイプを表わし、カラーとの間で起きがちな、
典型的なすれ違いや誤解を劇の形にして上演しました。
相互理解を促すこの劇は大評判で、
あちこちの企業や教育機関に招かれるようになりました。
このプロセスの中で、多くの教師やカウンセラーなどの専門職がプログラムづくりに加わり、
それぞれの「違いを活かす」人間関係のプログラムが作られていったのです。
 TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)は、「エデュテイメント」
(エンターテイメントとエデュケーションを合わせた造語)の方式をとっているために、
楽しみながら学べ、感覚で理解できます。そして、周囲とのさまざまな関係に活用できます。
そのため、学校現場や職場にたちまち広がりました。
 現在、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、メキシコ、フィリピン、プエルトリコ、
シンガポール、台湾、イギリスにも普及しつつあります。
日本では、ハワード・カツヨ教授の監修のもと、
アスク・ヒューマン・ケアが講座運営とファシリテーター認定を行ないます。

 
  TRUE COLORS(TC)プログラムの特徴は――
   
  ■パッと感覚でつかめる
  気質をカラーであらわしたことで、
特別な用語や難解な理論を勉強しなくても誰にでも活用できる。
そのため職場チーム・学校・家庭など集団の中で共有しやすい。
   
  ■一人の中にあるカラーの組み合わせを考える
  「人を4タイプに分類する」のではなく、
むしろ「4つのカラーが自分の中にどんな順番で組み合わさっているかを考える」。
実際に、第一のカラーだけが強く出ている場合はむしろ少なく、
第二のカラーの影響をかなり受けているのがふつう。相手によって、場面によって、
表に出てくるカラーは異なる。また、第四のカラーがもたらすストレスは見もの。
   
  ■気質の分析だけでなく、「コミュニケーションの道具」
  なぜこの相手との間で話が通じないのか、
どうして自分の期待したような反応が返ってこないのか……といった、
いわゆるコミュニケーションギャップの謎がつかめる。自分自身の姿に気づくだけでなく、
周囲との人間関係やチーム運営に役立つ。
   
  ■楽しみながら学べる「エデュテイメント」
  Edutainment……教育(エデュケーション)と娯楽(エンターテイメント)を掛け合わせた造語。
遊びの要素が含まれているために、グループで学びやすく、
やっかいな人間関係でも深刻にならずに捉えなおすことができる。
   
  ■自分の成長を見つめられる
   カラーで自分を探っていくことで、
特定の環境や特定の相手との間で生じているストレスの正体に気づいたり、
子ども時代から今までの成長や変化について考えることもできる。
伸ばしたいカラーを意識して練習することもできる。
こうして自分の中でさまざまな発展が可能。
 
  TCプログラムを取り入れたアメリカの企業――
   ディズニー ユニバーサル・スタジオ マイクロソフト Google モトローラ 
ABCテレビジョン デル・コンピューター マクドナルド クラフト・フーズ 
JCペニー(百貨店チェーン) ホールマーク(グリーティングカード) 
ホリデイ・イン シェラトン……ほか多数。
ガールスカウトやロータリークラブ、官庁にも採用されている。

  4つのカラーって?――TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)のプログラム
   
  08年7月刊行の単行本より草稿ご紹介
  ハワード・カツヨ著
   
  True Colors カード
 
日本版カードデザイン:安藤由紀
   
 
 TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)のプログラムでは、場をほぐしたあと、
参加者に4枚ずつカードを配ります。オレンジ、ブルー、ゴールド、グリーンのカードです。
 これは自分の持ち味を探っていくための教材となります。
まずはカードのイラストだけを見て「自分にあっている」と感じる順に4枚を並べます。
 それぞれに絵や言葉が書いてあります。
「一番自分らしい」と感じるものから、「一番かけ離れている」と感じるものまで、
順番に並べてもらいます。
 そのときの様子を見るだけで、さまざまな人がいることがわかります。
     
自由・挑戦
変化を楽しみ、行動力にあふれている

ある人は、みんなの手元にカードが配られ始めると「なんだろう? 
ゲームみたいでおもしろそう!」と身を乗り出します。
イラストや説明をササッと眺めて「この順番かな? いや、こうかな? きっとこれだ!」と、
どんどんカードを並べていきます。
めずらしいことが始まったのでわくわくし、身体全体ではしゃいでいる気配が伝わってきます。

 この人は、カラーでいうと「オレンジ」が強そうです。
このカラーを象徴する言葉をあげるなら、自由、挑戦、行動……。

     
  探求・思索
知識を求め、自分の論理をもとに考える

別の人は、頭の中が疑問でいっぱいになります。
(4つのカードは、どういう基準で分けているのか? そこに何かしっかりした根拠は? 
これをやる意味は何だろう?)。
もっと確かなことがわかってから次に進みたいけれど、
この場であれこれ質問するのもためらわれます。
しかたがないのでカードを何度もひっくり返して、こちらの文章を別のものと比較し、
あっちの絵を検討し、うーんと唸っています。

この人はどうも「グリーン」が強そうです。探究、思索、論理……。

     
   秩序・責任
ルールを守り、自分の役割を果たす
落ち着いた表情の人もいます。講師が説明した手順にきちんと沿って、
4枚のカードの絵をどれも同じぐらいの時間をとって詳細に眺め、
文章も順番にくまなく読んで意味を理解し、慎重に考えている様子です。
カードの並べ方も、整然としています。隣に戸惑っている人がいると、
「このようにするのですよ」と的確な助言をしています。
この人は、みたところ「ゴールド」が強そうです。秩序、責任、役割……。 
     
調和・つながり
気持ちと、人間関係を大切にする
こんな人もいます。カードを受けとるときにはニッコリ温かい表情でうなずき、
講師にアイコンタクトします。興味深そうに絵や文章を眺め、
自分の思いをたどっている……かと思えば、
隣の人に「これって楽しいですね。あなたは決まりましたか?」と声をかけて、またニッコリ。
隣の人から「うーん、ちょっと迷っています。難しいなあ」なんて発言を引き出して、
会話がはずんだりしています。
どうもこの人は、「ブルー」が強そうです。調和、つながり、気持ち…… 。 

 

 TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)プログラムでは、
講師の側から「あなたはこのカラー」と決めるようなことはしません。
 教えるのではなく、あくまで自分で気づいていくことが入り口になるのです。
どんな力をもっているのか、自分の持ち味は何か、どんな状況でどんな面が出るか、
ストレスになっている相手との間に何が起きているのか……。
   
TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)でこれを学ぼう!
   
 

【自分について】
■ 自分を認め、自分の持ち味について知る
■ ここまで成長してきた自分をふりかえる
■ 伸ばしたいカラーがあるなら練習してみる

 

【身近な関係について】
■ 相手の持ち味を認める
■ つながれるカラーを発見する
■ 違いを活かしあう

 

【チームの運営について】
■ それぞれの持ち味を認める
■ コミュニケーションを工夫する
■ チームの目的のために力を活かしあう

2006年ワークショップより
   
   
   
   

 

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