セミナーカレンダー

2018年10月 2018年11月

水澤都加佐のナラティブ・セラピー

自分に活かす・援助場面に活かす

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「あなたの人生の専門家はあなた」

ナラティブ・セラピーの手法を体験しながら、問題に支配されない人生へと踏み出すパワーを自分の中に発見する講座です。

実感と発見に満ちたさまざまなワークと、グループの共感に支えられた2日間。

日程

2018年11月13日(火)~14日(水) ※2日間

時間 10:30~16:30
定員 15名
参加費 32,400円(税込)
講師

水澤都加佐 (アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター所長/HRI所長)

場所

アスク研修室(東京都中央区日本橋浜町3-16-7-7F)

その他 セミナーは公費(請求書払い)での受講もできます。公費での参加をご希望の場合は、お電話(03-3249-2551)でお申込ください。

セミナー詳細

★自分の生き方のために、あるいは援助のために、「ナラティブ・セラピー」を体験したい方が対象です。
★病気や問題、やっかいな課題を抱えていると、私たちはともすれば「自分は情けない人間だ」と感じて無力感・自己否定感にさいなまれがちです。自分自身が丸ごと「問題に支配された」状態になってしまうのです。
★けれど本当は、「問題が問題」なのであって「あなたが問題」なのではありません。
★問題を解決する力は自分自身の中にあります。その力を見つけるための「ナラティブ・セラピー」を体験してみてください。
★援助職の方もどうぞ。クライエントを自己否定感や自責感から解放するやり方、クライエント自身の力を引き出す質問を学ぶ機会に。

※治療やカウンセリングを受けている方の場合、担当医・カウンセラーにご相談の上、参加の判断をなさることをおすすめします。

プログラム

【1日目】

1 問題と自分自身を分ける
自分を苦しめている問題を何かひとつ特定し、その問題に名前をつけます。
問題を絵に描いたり、象徴するオブジェを作るワークで、問題を「外在化」します。

2 問題のパワーと弱点を認識する
問題を象徴する絵やオブジェと対話するワークによって、問題の性質や由来、自分に及ぼす影響、影響が強まるときと弱まるとき、などを見極めます。

【2日目】

3 自分自身のパワーを見出す
長いこと問題の影響下にあると、自分のよいところが思い出せなくなります。
ワークを通じて、自分の資質・能力・長所などを過去の人生から掘り起こし、問題に対処できる自分に気づきます。

4 問題に対処できる自分に気づく
ワークの中で「こういうことだったのか!」と発見する瞬間が訪れます。
問題から主導権を奪い返した瞬間です。
では、どんな生き方を望んでいるのか、自分の何を変えたいか、どうやって変えていくか。
――自分の持っている資質とパワーを使って自分の問題に対処し、人生の物語を描き直すのです。

 

「問題はそこにあっていい。大切なのは、人生の主導権を自分が握ること」

 

※細かい内容は、参加者の状況その他に応じて変更になる場合があります

解説 ナラティブ・セラピーとは

1980年代の半ばに始まり、90年代から広まった精神療法のひとつで、社会構成主義やポスト・モダニズムがその背景にあります。ベトナム戦争後のアメリカで、PTSDをはじめ、さまざまな困難を抱えた人に幅広く適用されるようになったのが、その始まりです。
なお、ナラティブとは「語り」「物語」といった意味です。

ナラティブ・セラピーの特徴は文字通り、クライエントが語る「自分の物語」=ナラティブに焦点をあてること。すなわち、人生や出来事がクライエント自身にとってどんな意味をもつのか、ということが重要です。
(わかりやすい対比として、行動療法は行動に焦点をあて、認知療法は認知・考え方に焦点をあて、家族統合療法は家族間の相互作用に焦点をあてます)

従来の精神療法の多くは、たとえば「不適切な考え方」「不適応な行動」を「正しい考え方」「正しい行動」へと導くものでした。
けれどもナラティブ・セラピーにおいて、「正しい物語」「間違った物語」はありません。
もちろん「唯一無二の真実」も存在せず、私たちは生きていく中で何度でも物語を書き換えていく(物事の意味づけが変わってくる)ことが前提です。
ナラティブ・セラピーでは治療・援助者のサポートのもとで、物語の再構築を行ないます。

「水澤都加佐のナラティブ・セラピー」では、グループの中で安全かつ効果的にナラティブ・セラピーを体験していただくため、プレイセラピーなどの要素も取り入れています。
「言葉で語る」だけでなく、絵やオブジェを用いて語り、対話することで、直観的な気づきを得やすいようプログラムを組み立てています。

 

講師からのひとこと
水澤都加佐

水澤都加佐

依存症やうつなどの病気を経験したり、さまざまな悩みや問題の渦中にいると、私たちはどうしても「自分は情けない」「もうどうにもならない」といった、無力感や自己否定感にさいなまれがちです。
実際は、生きている中で誰しも、何かの問題や困難を経験してきているものです。
それをなんとかして乗り越えてきたからこそ、今も生きているのです。
でも問題の真っただ中にいるときには、そんな自分の力を見失ってしまう……。

ナラティブ・セラピーの基本は、次のようなものです。
1「問題が問題」なのであって、「私が問題」なのではない。
2 私の人生の専門家は私自身。
3 私には生きていく力がある。
問題に支配された物語(ナラティブ)を、自分が主人公の物語に書き変えましょう。

援助者の方へ。

ナラティブ・セラピーにおいては、従来のような「治療者→クライエント」という関係は存在しません。

治療・援助の歴史を見てみますと、一対一の「精神分析」的アプローチに始まり、相互作用のシステムとしての家族に注目した「家族システム論」へ、やがて近代イデオロギーの終焉であるポスト・モダン(=正しい答えの体系はもはや存在しない)が精神医療の中で一つの形となった「ナラティブ・セラピー」……という流れがあります。

ナラティブ・セラピーにおいては、治療・援助者―クライエントの関係は固定的なものではなく、移り変わっていくものです。また、治療・援助によって何かを与えるのではなく、クライエントが本来持っている力を使って回復していくのだという考え方です。

つまり専門家が「診てあげる、話を聞いてあげる、治してあげる」のではなく、クライエント自身が自分の人生のエキスパートなのです。

援助者の役割は、クライエント自身が持っている力を引き出すこと、そのために適切な質問をすることです。

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