最近の記事より、ご紹介します。
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│自分を実況中継しよう……メントレの基本11
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岡本正善です。
焦り、悩み、迷い、落ちこみ……などの混乱状態から抜けて
「自分のリズムを取り戻す」方法。前回の続きです。
◆実況中継する
「現状を否定するのでなく、認める」ことが大切だと、
前回書きました。
ところがつい、焦っていると「焦るな」と自分を叱ったり、
失敗すると「ダメじゃないか」と思ったりするもの。
現状を認めるのに、こんな方法もあります。
アナウンサーになって、自分を実況中継するのです。
たとえば焦ってるときなら、こんなふうに。
「かなり仕事がたまっています。間に合うのでしょうか。
相当焦っています。資料を探し始めました。出てきません。
手当たり次第かきまわしています。あっ、引出しに手を
はさまれました……。これは痛い! かなり怒っています。
自分に怒っています」
冗談のように思うかもしれませんが、この方法を身につけると、
現状を認める難しさから抜け出せます。
自分一人のときなら、声に出してやってみるのもいいでしょう。
人前ではそんなわけにいかないでしょうから、声に出さずに
心の中でやればいいのです。
とにかくコツは「焦るな」という現状否定のつぶやきを、
「私は焦っている」に置き換えることなのです。
あくまでアナウンサーですから、客観的に自分の様子を伝えて
いくのです。「どうしてそんなことができないんだ! バカ!」
なんて感情的な報道ではなく、冷静に報道するのです。
「うまくできなくて、自分を責めているようですね」
「自分に向かってバカと叫んでいます」
とやるわけです。
これはつまり、問題の渦中からいったん外に抜け出すということ。
外側から自分を観察する「もう一人の自分」をつくるのです。
ユーモラスに事態を見るのも、問題から一歩離れる方法のひとつ。
もう一人の自分の目で見れば、本当は自分が何に困っているのか、
はっきりしてきます。
◆プレッシャーで動けないときは
プレッシャーから逃げたい場合もあります。
そんな自分も否定しないことです。
たとえば会社でいやなことがあったから、今日は行きたくない。
布団の中で行きたくない自分と戦って
「行きたくないなんて思うな! 行かなければダメじゃないか」
とやっていると、どんどん体が固まって動けなくなります。
逃げたい気持ちはそのまま認めてしまえばいいのです。
その上で、もちろん休んでもいいけれど、行く必要があるのなら、
「どうしたら行かれるだろう」と自分に問いかけます。
そのために今できること、それはまず布団から出ることです。
そこで、起きて次の行動をしている自分をイメージします。
たとえば「歯を磨いて顔を洗っている自分」です。
「会社に行かなければ。なにをぐずぐずしているんだ!」という
非難が頭をかすめたら、深呼吸し、顔を洗うイメージだけに集中
します。
するといつの間にか起き上がって顔を洗っています。
次は、「着替えている自分」「朝食をとっている自分」、そして
「駅に向かって歩いている自分」「定期券を取り出す自分」
「電車に乗っている自分」と、一つ一つイメージしては、
体を動かすのです。
「今、ここで何をするのか」だけに集中していれば、最後は
会社に着いているはずです。
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岡本式メンタルトレーニングは、「コースA」で呼吸法などの基本を
トレーニングします。
「コースB」はAの修了者が対象で、目標設定やイメージ法などを
学びます。
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