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【電子書籍版】DV・モラハラ・アルコール問題… これって離婚の理由になりますか?

  • 初版:2022年5月
  • 880円(税込)※書店により価格が異なる場合があります。
  • 著者:東 玲子
  • 発売:アスク・ヒューマン・ケア
  • 電子書籍のみ

【解説】

女性が離婚を考えたとき、経済的な問題や子どもの問題に加えて、立ちはだかる問題があります。たとえば、DV被害を受けた妻にとって「自己否定感」が足かせとなったり、別の場合には、世話を必要とする相手をふりほどくような「自責の念」に駆られたり……。
この本では、家族の案件を多く手がけてきた弁護士が、さまざまな事例をもとに、離婚や別居にまつわる葛藤や課題に寄り添いつつ、解説していきます。 悩んでいる方はもちろん、女性や子どもの支援をする方も必読!
電子書籍オリジナル版です。

※本書の内容は、季刊『Be!』の連載「女たちの生きる選択」を原型に加筆修正したものです。三森みさ氏によるエッセイも新たに加わっています。

【目次】

《1章》離婚のネックになる「自己否定感」や「自責感」
《2章》「これって離婚の理由になりますか?」
《3章》「パパとママ、どっちと暮らしたい?」と聞かないで!
《4章》養育費、生活保護……再出発のプランづくり
《5章》ときには予想外のことも起きる
《6章》子どもたちの「生きる選択」のために
《特別エッセイ》親の離婚を経験した「子ども」の立場から伝えたいこと(三森みさ)

著者まえがきより

これは「離婚のハウツー」を解説した本ではありません。ハウツー本は世の中にたくさん出ていますし、離婚に向けて気持ちがしっかり固まっている方にとっては、そうした本のほうが向いているかと思います。
この本は、ハウツーからはこぼれ落ちてしまいがちな、さまざまな葛藤や課題をテーマにしています。結婚生活の中で痛みや悩みを抱えた(主として)女性たちが、どんな気持ちで、どんな選択をしたのか、私が関わってきたケースをご紹介しつつ、お伝えしたいことを書きました。
今後の生き方をめぐって心が揺れ動いている方や、福祉・保健・医療・司法などの分野の支援者の方々に、ぜひ読んでいただきたいと思っています。
親の離婚を経験した子どもの立場の方にとっても、過去を整理するのに役立つかもしれません。

東玲子
弁護士、社会福祉士。特定非営利活動法人ASK監事。
これまでに、神奈川県情報公開審査会委員、横須賀市いじめ等課題解決専門委員、横浜市児童福祉審議会・児童虐待による重篤事例等検証委員会委員などを務める。
女性や子どもとその家庭の案件を多く手掛け、現在は児童相談所勤務。

三森みさ氏(漫画&特別エッセイ)からのメッセージ 

私は子ども時代に両親の離婚を経験しました。
あの頃、ここに書いてあるようなことを、私の親に誰かが教えてくれていたら……。
両親が陥っている状態を整理してくれるような大人の人が、誰かいてほしかった。
そうであれば、子どもの私に重い責任がのしかかってくることはなかったと思います。

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